北九州市立大学国際環境工学部 奥田研究室|The University of Kitakyushu International Environmental Engineering Department Okuda laboratory

語彙解説 用語解説

RAW画像

カメラのCCDやCMOSセンサから得られた画像信号を画像処理無しでそのまま画素値に格納した画像。
通常各画素あたり36ビット以上の情報を持つ。
各メーカが独自のフォーマットを提案しており、そのほとんどが公開されていない。

コントラスト比

表示可能な最も暗い色と最も明るい色との比。
コントラスト比が500:1とは最小輝度の黒の500倍の明るさまで表示できるということ。

ダイナミックレンジ

ダイナミックレンジは非常に一般的な言葉であらゆる分野で用いられます。
動作する値の幅という意味ですが、画像や信号のダイナミックレンジといえば、その信号が取り得る値の幅で、0.001から1000までの表示能力があるなら6桁のダイナミックレンジを持つ等と言います。

トーンマッピング

HDRIのダイナミックレンジは通常のディスプレイのそれを大きく超えるため、通常のディスプレイで表示することはできません。
そこでHDRIのダイナミックレンジを下げてディスプレイに表示可能な範囲に収めることが必要になります。
この操作をトーンマッピングと呼びます。
トーンマッピングは様々な手法が提案されておりますが、人間の視覚特性を模倣する手法が主流です。
Reinhardのトーンマッピングなどが有名です。